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獸(第1章/宝町団地)
- GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE
- 横手太紀
- 倉知朋之介
- 王之玉
- ハンス・チュウ
9月3日(土)から25日(日)まで、GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(以下、GCD☆GCD)主催のグループ展「獸(第1章/宝町団地)」をCONTRASTにて開催致しました。 本展はGCD☆GCDが総合ディレクションを務め、現代美術と音楽などの都市文化の接続や、展覧会形式での物語表現など新たな挑戦を行うものです。展覧会形式のアップデートを目指す本展は、様々なジャンルのアーティスト(日本画家・彫刻家・現代美術家・デザイナー・ラッパー・DJ・バンドetc.)によって、7年かけて物語が展開されていく長編プロジェクトの第2回目になります。 「獸」とは全7章にわたる黒い獣を主人公とした物語であり毎年1度、各章ごとに展覧会という形式で表現されます。今回の「第1章/宝町団地」は物語の時系列で最初に位置し、黒い獣の幼少期と、思い出の中にある公園をテーマとした展覧会と合わせ、WWW Xにて音楽ライブを行いました。 - Exhibition Concept - 東京の都心部から電車で20分ほど行った小さな街の中心にその団地はある。 団地中央スペースの公園にはタコをモチーフにした大きな滑り台型遊具があり、人々からタコ山公園と呼ばれていた。 その“タコ山”の周りを走り回る子供達の中の一人が幼少期の黒い獣であった。 その獣の様子を父/狩人は団地のベランダから見下ろす。 午後5時を知らせる時報があたりに響く。 あたりいったい目に見えるもの全てがオレンジに染まる。 団地を静けさが覆う。 ここは東京郊外の小さな団地、宝町団地。 Artist:GCD☆GCD /横手太紀/倉知朋之介/王之玉/ハンス・チュウ Curation : GCD☆GCD Art Direction & Graphic Design:八木幣二郎 Display Fixture:板垣竜馬 Space Design Support:桒原幹治(もちもちのたね) Music:張 主催/企画:GCD☆GCD Special Thanks : volvox Inc. / IN FOCUS inc. 企画/運営サポート:Hisatomo Kato(CON_)