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CASE STUDY EXHIBITION 02

Tapetum (タペタム)

インセクトアートコレクティブTapetum(タペタム)による1日だけの個展「CASE STUDY EXHIBITION 02」を10月2日(日)にCONTRASTで開催します。 昆虫の生態や現象を現代社会に結びつけ、体験として表現するTapetum。本展では江戸時代に流行した虫の鳴く音を楽しむ文化・美意識を現代的に解釈し、スズムシやコオロギが発する音を実際に聞くことができるインスタレーションとして展開した作品が並びます。 夏の終わりに、空間を利用したインスタレーションを通して、伝統的でありながら新しい虫の音色をどうぞお楽しみください。

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獸(第1章/宝町団地)

  • GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE
  • 横手太紀
  • 倉知朋之介
  • 王之玉
  • ハンス・チュウ

CONTRASTでは9月3日(土)から25日(日)まで、GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE(以下、GCD☆GCD)主催のグループ展「獸(第1章/宝町団地)」を開催致します。 本展はGCD☆GCDが総合ディレクションを務め、現代美術と音楽などの都市文化の接続や、展覧会形式での物語表現など新たな挑戦を行うものです。展覧会形式のアップデートを目指す本展は、様々なジャンルのアーティスト(日本画家・彫刻家・現代美術家・デザイナー・ラッパー・DJ・バンドetc.)によって、7年かけて物語が展開されていく長編プロジェクトの第2回目になります。 「獸」とは全7章にわたる黒い獣を主人公とした物語であり毎年1度、各章ごとに展覧会という形式で表現されます。今回の「第1章/宝町団地」は物語の時系列で最初に位置し、黒い獣の幼少期と、思い出の中にある公園をテーマとした展覧会と合わせ、WWW Xにて音楽ライブを行います。 - Exhibition Concept - 東京の都心部から電車で20分ほど行った小さな街の中心にその団地はある。 団地中央スペースの公園にはタコをモチーフにした大きな滑り台型遊具があり、人々からタコ山公園と呼ばれていた。 その“タコ山”の周りを走り回る子供達の中の一人が幼少期の黒い獣であった。 その獣の様子を父/狩人は団地のベランダから見下ろす。 午後5時を知らせる時報があたりに響く。 あたりいったい目に見えるもの全てがオレンジに染まる。 団地を静けさが覆う。 ここは東京郊外の小さな団地、宝町団地。 Artist:GCD☆GCD /横手太紀/倉知朋之介/王之玉/ハンス・チュウ Curation : GCD☆GCD Art Direction & Graphic Design:八木幣二郎 Display Fixture:板垣竜馬 Space Design Support:桒原幹治(もちもちのたね) Music:張 主催/企画:GCD☆GCD Special Thanks : volvox Inc. / IN FOCUS inc. 企画/運営サポート:Hisatomo Kato(CON_)

Gallery

PHOTO:Kouta Nagasawa (IN FOCUS)

PHOTO:Kouta Nagasawa (IN FOCUS)

GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE

1999年東京都生まれ。2021年多摩美術大学日本画専攻卒業。 自身が主催する7年間にわたるプロジェクト「獸」を主な活動としている。 「獸」では自身の作品展示に加え、展示とライブイベントのディレクションを行っている。 漫画、映画などのサブカルチャーに触れて育ち、東京の都市と青年について着目した作品や展示を展開。平面・立体・インスタレーションを表現形式として用いる。 その他には日本橋馬喰町にあるギャラリーCON_にてキュレーションもおこなう。

横手太紀

1998年生まれ。神奈川県逗子市出身。東京藝術大学美術研究科彫刻専攻在籍。 身の回りに存在する気に留められることの少ない物に着目し、既製品の動きを利用したギミックや彫刻的アプローチを行うことによって、それらの「野性的な側面」を浮き上がらせる。動きを持たせた彫刻やインスタレーションを中心としながら、近年は映像を用いるなど表現の幅を広げている。

倉知朋之介

1997 愛知県生まれ。2022年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻在籍。 慣習化された何気ない行動やありふれた事象、日常的に用いる言葉に感じる「可笑しさ」を、映像や造形物を用いて独自に追及しています。日本語でいう「可笑しさ」の中には、滑稽(funny)、興味深さ(interesting)、等、さまざまな要素を含んでいます。例えば、食材やその調理法や作法のような、ひとつのテーマにおいて、その歴史的・文化的背景を探りながら分解し、自身の身体や物を使って再構築を繰り返すことを通して、そこに内包され得る不可視の「可笑しさ」を表出させることを試みています。

王之玉

1999年中国黒龍江省生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。東京藝術大学美術研究科技法材料第一研究室在籍中。 世界の神話、伝説、生物学、神秘学、精神分析学、未知の世界などから着想を得て、絵画、彫刻、インスタレーション等を制作している。生命体と非生命体の結合、人工物と自然物の結合、男と女、陰と陽、物質と意識など相反する性質を調和する。また、動物、天使、聖霊と交流する方法、異世界との繋がりかたを探している。

ハンス・チュウ

シンガポール出身。陶芸家。 多摩美術大学工芸学科陶芸専攻。 異質さ、温かさ、不思議さといったテーマに、陶芸を中心に様々な媒体で作品を発表。 粘土を触覚的なメディアとして捉え、両手を使って考える行為は、自分の意識を概念化して伝える能力と同じくらい重要であると考え制作を行っている。

About CONTRAST
2022年、東京·代々木八幡にクリエイティブスペースとしてオープン。築45年の躯体をベースとした内装は「再構築」をコンセプトに3つのフロアで構成され、「多様なデジタル表現を交差することにより新しい視点を提案する」をミッションに活動するデジタルブランディングスタジオ「IN FOCUS」によって運営されています。 CONTRASTはクリエイターに寄り添った広く開放されたスペースとして、枠に囚われず実験的、かつ利用者によって継続的に再構築されていく空間を目指します。 また、多くの表現に焦点を当て、それらを生み出すクリエイター達と出会い、その姿勢を知ることは私たちに 「CONTRAST = 対比」の重要性を気づかせてくれるでしょう。 Operated by IN FOCUS2022年、東京·代々木八幡にクリエイティブスペースとしてオープン。築45年の躯体をベースとした内装は「再構築」をコンセプトに3つのフロアで構成され、「多様なデジタル表現を交差することにより新しい視点を提案する」をミッションに活動するデジタルブランディングスタジオ「IN FOCUS」によって運営されています。 CONTRASTはクリエイターに寄り添った広く開放されたスペースとして、枠に囚われず実験的、かつ利用者によって継続的に再構築されていく空間を目指します。 また、多くの表現に焦点を当て、それらを生み出すクリエイター達と出会い、その姿勢を知ることは私たちに 「CONTRAST = 対比」の重要性を気づかせてくれるでしょう。 Operated by IN FOCUS

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